電験三種 H25年 法規 問5 問題と解説

 問 題     

次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」における、アークを生じる器具の施設に関する記述である。

高圧用又は特別高圧用の開閉器、遮断器又は避雷器その他これらに類する器具(以下「開閉器等」という。)であって、動作時にアークを生じるものは、次のいずれかにより施設すること。

  • 耐火性のものでアークを生じる部分を囲むことにより、木製の壁又は天井その他の( ア )から隔離すること。
  • 木製の壁又は天井その他の( ア )との離隔距離を、下表に規定する値以上とすること

上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)及び(ウ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

    ア      イ  ウ

  1. 可燃性のもの  0.5  1
  2. 造営物     0.5  1
  3. 可燃性のもの  1   2
  4. 造営物     1   2
  5. 造営物     2   3

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説    

問題文に該当するのは、電気設備の技術基準の解釈第23条です。この項の本文は以下の通りとなります。

高圧用又は特別高圧用の開閉器、遮断器又は避雷器その他これらに類する器具(以下この条において「開閉器等」という。)であって、動作時にアークを生じるものは、次の各号のいずれかにより施設すること。

  1. 耐火性のものでアークを生じる部分を囲むことにより、木製の壁又は天井その他の可燃性のものから隔離すること。
  2. 木製の壁又は天井その他の可燃性のものとの離隔距離を、23-1表に規定する値以上とすること。
  •  
  • 23-1表

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