問 題
排水通気配管方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ループ通気管は、最上流の器具排水管が排水横枝管に接続する点のすぐ下流から立ち上げ、通気立て管に接続する。
- 結合通気管は、高層建築物でブランチ間隔10以上の排水立て管において、最上階から数えてブランチ間隔10以内ごとに設ける。
- ループ通気方式において、大便器及びこれと類似の器具が8個以上接続される排水横枝管には、逃し通気管を設ける。
- 伸頂通気方式において、排水横主管の水平曲がりは、排水立て管の底部より3m以内に設けてはならない。
- 排水横管から通気管を取り出す場合、通気管は、排水管断面の水平中心線から30°以内の角度で取り出す。
正解 (5)
解 説
(5)に関して、排水横管に設置する通気管は、排水管断面の垂直中心線上部から45°以内の角度で取り出すことが求められています。
よって、「排水管断面の水平中心線から30°以内の角度」ではなく、「排水管断面の垂直中心線上部から45°以内の角度」とするべきです。
また、この問題では選択肢(2)もそこそこ頻出の内容なので、併せて確認しておいてください。
コメント