問 題
振動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 空気調和機による振動は、定常的で変動が小さい。
- 風による建物の振動は、不規則である。
- 環境振動で対象とする周波数の範囲は、鉛直方向の場合、1~80Hzである。
- 不規則かつ大幅に変動する振動のレベルは、時間率レベルで表示する。
- 防振溝は、溝が深いほど、また、溝が振動源に近いほど効果が大きい。
正解 (2)
解 説
(2)に関して、風による建物の振動は、長周期の規則的な振動となります。
一方、建物内で感じる道路交通による振動は、不規則で変動も大きいという特徴があります。
建物自体の振動が出題されるのは珍しいですが、余裕があれば、「風による振動 → 規則的」、「道路交通による振動 → 不規則」と対比させて覚えておくことをお勧めします。
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