問 題
空気浄化装置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 静電式は、高圧電界により粉じんを荷電し、吸引吸着することによって捕集・除去するもので、電気集じん機が代表的な装置である。
- ろ過式は、慣性、拡散、さえぎりなどの作用で粉じんをろ材繊維に捕集するものをいう。
- HEPAフィルタやULPAフィルタは、圧力損失が大きい傾向にある。
- ろ過式は各種フィルタがあるが、粒子捕集率の値の範囲は狭い。
- 空気浄化装置は、排気系統に設置される場合もある。
正解 (4)
解 説
ろ過式は各種のフィルタがあり、ものによって網目の粗いものから密なものまで様々です。また、物理的な大きさの違いだけでなく、フィルタの素材によっても親水性・疎水性などの影響で捕集率が変わってきます。
よって、各種フィルタには粒子捕集率が高いものも低いものもあるので、その範囲は広いため、(4)の記述が誤りだといえます。
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