ビル管理士試験 2019年 問47 問題と解説

 問 題     

放射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 同一温度の物体間では、物体の放射率と吸収率は等しい。
  2. 白色プラスターの日射吸収率は、0.1程度である。
  3. 常温物体から射出される電磁波は、波長が10μm付近の赤外線が主体である。
  4. 温度が0℃の固体表面も、熱放射している。
  5. 光ったアルミ箔の長波長放射率は、0.9程度である。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

建築材料表面(白色系材料、黒色系材料、亜鉛鉄板、光ったアルミ箔)の長波長放射率と日射吸収率の関係はたびたび出題されるので、以下の図をそのまま覚えておくと便利です。

よって、(5)が誤りで、光ったアルミ箔の長波長放射率は0.1程度しかありません。

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