ビル管理士試験 2019年 問31 問題と解説

 問 題     

音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. マスキング量は、マスクする雑音などが存在するとき、マスクされる音の最小可聴域の音圧レベル上昇量で示される。
  2. ヒトの聴器で聴き取ることのできる周波数帯の範囲は、約10オクターブである。
  3. 聴覚の刺激となる音には、鼓膜を通じた空気の振動による音と、骨を通じて伝わる音がある。
  4. オージオメータを用いた聴力検査で測定されたマイナスの測定値は、聴力が基準よりも良いことを意味する。
  5. ヒトの聴覚が最も敏感な周波数は、8,000Hz付近である。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

(5)に関して、人の聴覚がキャッチできる音域は、個人差はあるものの、大体20~20,000Hz(20Hz~20kHz)といわれています。そのなかでも最も敏感な周波数は、大体4,000Hz付近となっています。これらの数値は頻出なので、正確に押さえておく必要があります。

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