ビル管理士試験 H30年 問147 問題と解説

 問 題     

ほこりや汚れの除去に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. おがくずを用いる方法は、ほこりを付着させる効果が小さい。
  2. ほこりは長期間放置した方が除去しやすい。
  3. 粘度の低い不乾性の鉱油などを布に含ませ、ほこりを除去する方法をダストコントロール法という。
  4. バキュームクリーニングでは、カーペットの織り目に入り込んだほこりや土砂は除去できない。
  5. ダストクロス法は、油分による床面への弊害が多い。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

(1)について、おがくずの粒は保水力が高く表面積が大きいので、ほこりを付着させる効果が大きいです。

(2)で、ほこりは放っておくと水分を吸って周りに固着するなど、清掃が簡単ではなくなります。よって、早めに清掃するほうが除去しやすいです。

(4)で、「バキューム」は「真空」や「吸引」を意味します。カーペットの奥に入り込んだ汚れの除去にも向いています。

(5)について、ダストクロス法は繊維の隙間を利用して土砂などを回収する方法です。ダストコントロール法と違って油を使わない分、油分による床面への弊害はほとんどありません。

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