問 題
塩素消毒の効果に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 温度の影響を強く受け、温度が高くなるほど消毒速度は速くなる。
- 微生物表面の荷電状態は、消毒剤の細胞内への透過性に影響する。
- 懸濁物質が存在すると、その種類、大きさ、濃度等によって、消毒効果が低下する。
- 塩素消毒の効果を上げるためには、攪拌(かくはん)が重要である。
- 微生物を不活化するための消毒剤の濃度と接触時間の関係は比例する。
正解 (5)
解 説
消毒剤の濃度が濃ければ消毒効果は強くなるので、接触時間は少なくて済みます。一方、消毒剤の濃度が薄ければ、長い時間接触させなければ消毒できません。
よって、濃度と接触時間の関係は反比例です。
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