問 題
流体力学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 無秩序な乱れによる流体塊の混合を伴う流れを乱流という。
- 直線ダクトの圧力損失は、ダクト長さの2乗に比例する。
- 摩擦のない理想流体では、ベルヌーイの定理が成立する。
- 慣性力の粘性力に対する比を表す無次元数がレイノルズ数である。
- ダクトの形状変化に伴う圧力損失は、形状抵抗係数と風速の2乗に比例する。
正解 (2)
解 説
直線ダクトの圧力損失は、ダクトの長さに比例します。よって、(2)の「の2乗」が余計なので、これが誤りの記述となります。
ちなみに、直線ダクトの圧力損失は風速の2乗に比例します。こちらの文章が出題されることもあるので、併せて押さえておきたい知識です。
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