ビル管理士試験 H29年 問178 問題と解説

 問 題     

衛生害虫と疾病に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. イエバエは、腸管出血性大腸菌O157などの病原体の運搬者として注目されている。
  2. トコジラミは、感染症の媒介に関わらないと考えられている。
  3. コガタアカイエカが媒介する日本脳炎の患者は、西日本を中心に発生している。
  4. ヒトスジシマカは住環境で発生が見られ、デング熱やチクングニア熱の媒介蚊である。
  5. 我が国では、ヒトノミによる吸血被害が多い。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

ノミによる吸血被害といえば、ネコノミです。これは重要事項として覚えておいてください。

よって、(5)の「ヒトノミ」が誤りで、正しくは「ネコノミ」となります。

また、(1)~(4)の記述もまずまずの頻度で出題されているので、併せて押さえておきたいところです。

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