ビル管理士試験 H29年 問140 問題と解説

 問 題     

特殊設備の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. ちゅう房機器の具備すべき要件には、食品に接する部分は、衛生的で、容易に洗浄・殺菌ができる構造とすることが挙げられる。
  2. 入浴設備の打たせ湯に、循環している浴槽水を用いる。
  3. プール水の消毒設備には、塩素剤に加えてオゾン消毒や紫外線消毒を併用する例がある。
  4. HACCPとは、食品製造に関して原材料の受入れから最終製品の出荷までの各段階におけるリスク分析に基づき、重点管理点を定めて連続的に監視する安全性確保のための衛生管理手法である。
  5. 水景施設への上水系統からの補給水は、必ず吐水口空間を設けて間接的に給水する。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

打たせ湯やシャワーの湯は頭から浴びるので、湯が口から体内に入りやすいです。そのため、衛生的観点から(主にレジオネラ属菌対策)、打たせ湯やシャワーには循環している浴槽水を用いてはいけません。

コメント