問 題
給湯設備配管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ステンレス鋼管の線膨張係数は、架橋ポリエチレン管のそれより小さい。
- 銅管は、循環配管を設けない一過式配管において腐食の発生がほとんどない。
- 循環式給湯設備の下向き配管方式における給湯横主管は、1/200以上の上り勾配とする。
- 耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管は、90℃以下で使用する。
- ステンレス鋼管は、隙間腐食、残留応力腐食等による腐食が生じる可能性がある。
正解 (3)
解 説
循環式給湯設備の下向き配管方式は、最上階から給湯横主管を展開し、その勾配を1/200以上の下向きとする配管方式です。湯から分離した空気を抜きやすくするため、給湯横主管は下り勾配とします。
よって、(3)の「上り勾配とする」が誤りで、正しくは「下り勾配とする」となります。
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