問 題
給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 中央式給湯方式の循環ポンプの循環流量は、加熱装置における給湯温度と返湯温度との温度差に反比例する。
- ヒートポンプは、排熱回収用の給湯熱源機器として使用される。
- 排水から熱回収する場合は、熱効率を上げるために直接熱交換を行う。
- エネルギーと水の節約を図るためには、湯と水を別々の水栓から出さずに混合水栓を使用する。
- 給湯配管からの放熱損失を低減するため、配管経路の短縮、配管の断熱等に配慮した配管計画を行う。
正解 (3)
解 説
熱回収の際、熱効率だけを考えれば(3)の通り、直接熱交換を行ったほうがよいかもしれません。しかし、直接熱交換をすると給湯が排水で汚染されるという可能性があり、この衛生的なリスクが大きいため、実際には間接的に熱交換を行うべきです。
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