問 題
吹出口と吸込口に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ふく流吹出口は、他の吹出口に比べて誘引効果が高く、均一度の高い温度分布が得られる。
- 軸流吹出口は、誘引比が小さいため到達距離が長いのが特徴である。
- 線状吹出口は、ペリメータ負荷処理用として窓近傍に設置されることが多い。
- 面状吹出口は、天井板に細孔をあけた有孔天井を用い、吹出空気は天井全面から微風速で吹き出す方式が一般的である。
- 吸込口の吸込気流には方向性があるので、吸い込む向きに注意が必要である。
正解 (5)
解 説
吸込口の吸込気流には、吹出気流と違って指向性がありません。よって、吸込口の位置を考える必要はあっても、向きに関してはあまり気にする必要がありません。
この問題は、(1)~(4)の記述もたびたび出題されている文章なので、これらの特徴についてもできるだけ押さえておきたいところです。
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