ビル管理士試験 H29年 問73 問題と解説

 問 題     

ダクトとその付属品に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 多湿箇所に設置されるダクトや耐食性を必要とするダクトには、ステンレス鋼板が用いられる。
  2. 鋼板製長方形ダクト同士を接続する継手には、アングルフランジ工法継手と共板フランジ工法継手がある。
  3. 防煙区画を貫通するダクトには、煙感知器と連動して閉鎖する防煙ダンパが設けられる。
  4. 防火ダンパの羽根及びケーシングは、一般に1.5mm以上の鋼板で製作される。
  5. たわみ継手は、主にダクトと吹出口を接続する際に、位置調整のために用いられる。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

たわみ継手は、送風機などの振動する機器とダクトを接続する場合に、振動防止の目的で設けられます。

(5)の記述は「たわみ継手」ではなく、「フレキシブル継手」の説明になっています。

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