ビル管理士試験 H28年 問123 問題と解説

 問 題     

給湯設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 逃し弁は、1カ月に1回、作動を確認する。
  2. 各種の弁は、1年に1回以上の分解清掃を行う。
  3. シャワーヘッドは、1年に1回以上の分解清掃を行う。
  4. 維持管理が適切に行われており、かつ、末端給水栓で50℃以上の水温が保持できる場合は、残留塩素の検査を省略することができる。
  5. 基準値を超える一般細菌が検出された場合は、70℃以上の湯を循環して加熱処理を行う。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

水温が高いと雑菌が繁殖しにくい(死滅しやすい)ので、水質検査のうち残留塩素を省略できます。ただし、その基準は末端給水栓で55℃以上となっています。

よって、(4)の「50℃以上」が誤りで、正しくは「55℃以上」となります。

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