ビル管理士試験 H28年 問84 問題と解説

 問 題     

空気調和・換気設備の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 空調用ダクトは、経過年数に応じて内部の清掃を考慮する。
  2. 空気調和・換気設備に関連する健康障害には、微生物によるものがあり、ビル関連病(BRI)に代表される。
  3. 加湿装置は、建築物環境衛生管理基準に基づき、使用開始時及び使用期間中の3カ月以内ごとに1回、定期に汚れの状況を点検する。
  4. 冷却塔に供給する水は、水道法に規定する水質基準に適合していることが求められる。
  5. 冷却塔は、建築物環境衛生管理基準に基づき、1年以内ごとに1回、定期に清掃を行う。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

加湿装置の点検頻度は、「使用開始時及び使用期間中の3ヵ月以内ごとに1回」ではなく、「使用開始時及び使用期間中の1ヵ月以内ごとに1回」と定められています。

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