ビル管理士試験 H28年 問37 問題と解説

 問 題     

紫外線の性質・作用に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 赤外線と比較して皮膚透過性が高い
  2. 皮膚の悪性黒色腫の発生
  3. 電気性眼炎の発生
  4. ビタミンDの生成
  5. 殺菌作用

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

紫外線は赤外線と比較して皮膚透過性が低いです。これは知識として知っていればそれまでですが、赤外線と紫外線の人体などへの影響を考えるとわかりやすいです。

紫外線は、物の表面に付いた菌を殺菌したり、人が浴びすぎると皮膚がんの原因になったりと、表面に対する作用が主です。

一方、赤外線はヒーターに使われることからもわかるように、身体の奥のほうまで届きます。

以上から、赤外線と紫外線では、紫外線のほうが皮膚透過性が低いと判断できます。

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