問 題
排水通気設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 排水ポンプは、1カ月に1回絶縁抵抗の測定を行い、1MΩ以上あることを確認する。
- グリース阻集器から発生する廃棄物は、一般廃棄物として処理する。
- 通気管は、1年に1回、定期的に、系統ごとに異常がないかを点検・確認する。
- グリース阻集器は、1カ月に1回程度、槽内の底部、壁面等に付着したグリースや沈殿物を清掃する。
- 水中ポンプのメカニカルシールは、1~2年に1回程度交換する。
正解 (2)
解 説
まず、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、「燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず」などは産業廃棄物に分類されます。
そのほか、「紙くず、木くず、繊維くず」などは、それが事業に大きく関与するなら産業廃棄物となり、事業に大きく関与するわけでもなく発生する一般的なごみについては一般廃棄物となります。
グリース阻集器から発生する廃棄物というのは、その大部分が廃油なので、産業廃棄物として扱われます。
コメント