ビル管理士試験 H27年 問127 問題と解説

 問 題     

排水トラップに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 自掃作用とは、排水の流下水勢によって、トラップの封水部に沈積又は付着するおそれのある夾雑物を押し流す作用をいう。
  2. 排水トラップの深さとは、ディップからウェアまでの垂直距離をいう。
  3. 封水強度とは、排水管内に正圧又は負圧が生じたときのトラップの封水保持能力をいう。
  4. トラップの脚断面積比とは、流入脚断面積を流出脚断面積で除した値をいう。
  5. ドラムトラップは、実験排水などの固形物が排出されるおそれのある箇所に用いられる。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

脚断面積比は、流出脚断面積を流入脚断面積で除した値となります。

よって、(4)の記述は反対になっています。

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