ビル管理士試験 H27年 問126 問題と解説

 問 題     

排水の水質に関する用語の説明として、最も不適当なものは次のうちどれか。

  1. 透視度:
    浮遊物質と相関を示すことが多く、処理の進行状況を推定する指標である。
  2. DO:
    水中に溶解している分子状の酸素をいい、生物処理工程の管理や放流水質を評価する際の指標である。
  3. COD:
    水中の酸化可能性物質、主として有機物質が好気性微生物によって分解される際に消費される酸素量を表す。
  4. 溶解性物質:
    試料をガラス繊維ろ紙(孔径1μm)でろ過し、ろ液を蒸発乾固したときの残留物の重量で表す。
  5. 活性汚泥浮遊物質(MLSS):
    ばっ気槽混合液の浮遊物質のことで、活性汚泥中の微生物量の指標の一つとして用いられる。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

(3)の説明は「COD」ではなく「BOD」のものになっています。

CODは、水中の酸化可能性物質、主として有機物質が酸化剤によって酸化される際に消費される酸素量を表したものです。

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