問 題
給湯設備の配管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 自然循環方式は、配管形状が複雑な中央式給湯設備には適さない。
- 循環式給湯設備の下向き配管方式における給湯横主管は、下り勾配とする。
- 直管部が長くなる場合には、伸縮管継手を設置する。
- 給湯量を均等に循環させるためには、返湯管に定流量弁を設ける。
- 循環ポンプの揚程は、循環回路系で最も小さくなる摩擦損失から決定する。
正解 (5)
解 説
「最も小さくなる」が誤りで、正しくは「最も大きくなる」です。
摩擦損失の小さいほうに合わせてしまうと、摩擦損失が大きい箇所で流れが悪くなり、きちんと循環できなくなってしまいます。摩擦損失が大きいところに合わせておけば、摩擦損失が小さいところでも問題なく循環します。
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