問 題
給湯設備の加熱装置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ガス瞬間式給湯機には、給湯の他にセントラルヒーティング用の回路を内蔵したものがある。
- 間接加熱方式は、蒸気や高温の温水を熱源として、加熱コイルで給湯用の水を加熱する。
- 給湯を停止できない施設では、貯湯槽の台数分割が必要になる。
- 貯湯槽の容量が小さいと、加熱装置の発停回数が多くなる。
- 給湯用貫流ボイラは、出湯温度が安定しているので、シャワーを有する給湯設備に適している。
正解 (5)
解 説
貫流ボイラは、水管壁に囲まれた燃焼室を有する構造で、ほかのタイプに比べてドラムがスリム(小さめ)なのが特徴です。
小さいのはメリットにもなる一方、缶水量が少ないために出湯温度が安定しないというデメリットにもなります。よって、シャワーのように安定した出湯温度が必要となる給湯設備には適していません。
コメント