ビル管理士試験 H27年 問96 問題と解説

 問 題     

構造力学と荷重に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 地震力を計算する場合、事務室の積載荷重は、教室の積載荷重より大きく設定されている。
  2. 曲げモーメントは、部材のある点において部材を湾曲させようとする応力である。
  3. 積雪荷重は、屋根勾配に影響される。
  4. 固定端の支点においては、曲げモーメント、軸力、せん断力を伝達する。
  5. 風圧力は、動的な荷重であるが、構造計算では通常、静的荷重として扱う。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

(1)はちょっとマイナーな知識である一方、(2)~(5)は基本事項または重要事項であるので、この問題は消去法がおすすめです。

参考までに、地震力を計算する場合、事務室の積載荷重は800[N/m2]で、教室の積載荷重は1100[N/m2]となります。

よって、(1)の記述は反対となります。

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