問 題
構造力学と荷重に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 地震力を計算する場合、事務室の積載荷重は、教室の積載荷重より大きく設定されている。
- 曲げモーメントは、部材のある点において部材を湾曲させようとする応力である。
- 積雪荷重は、屋根勾配に影響される。
- 固定端の支点においては、曲げモーメント、軸力、せん断力を伝達する。
- 風圧力は、動的な荷重であるが、構造計算では通常、静的荷重として扱う。
正解 (1)
解 説
(1)はちょっとマイナーな知識である一方、(2)~(5)は基本事項または重要事項であるので、この問題は消去法がおすすめです。
参考までに、地震力を計算する場合、事務室の積載荷重は800[N/m2]で、教室の積載荷重は1100[N/m2]となります。
よって、(1)の記述は反対となります。
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