問 題
東京における建築物で、晴天日における日射の受熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 夏至の日の正午において、水平面が他の鉛直面に比べて最も日射量が多い。
- 照り返しは、日射の反射と熱放射に分けられる。
- 窓のブラインドを室内付けにするより外付けにした方が、日射による熱取得が大きい。
- 冬至の日において、鉛直壁面が受ける日積算日射量は、南面が最も多い。
- 南向き鉛直壁面が受ける日積算日射量は、夏至の日よりも冬至の日の方が多い。
正解 (3)
解 説
ブラインドを外付けにすると、日射が窓に到達する前に反射するため、室内に熱が入り込みづらくなります。
一方、ブラインドを室内付けにすると、日射が窓ガラスに全面的にぶつかるので、室内にブラインドがあるとはいえ、外付けタイプに比べると熱取得は大きくなります。
よって、(3)の記述は反対になります。
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