問 題
音・振動環境の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 室内の平均的な音の大きさを評価するためには、多くの点で測定し、測定値を平均化することが望ましい。
- 扉の日常的な開閉により、ゴムパッキンが切れたり、ずれたりすることで、遮音性能が低下することがある。
- 対象となる騒音・振動を測定するには、暗騒音・暗振動が大きい時間帯に実施することが望ましい。
- 風・地震等により建築物の層間変位が起こり、壁や床に隙間が生じ、遮音性能が低下することがある。
- 設備機器の振動による固体伝搬音の対策として、振動源の発生振動低減や防振対策が重要である。
正解 (3)
解 説
暗騒音とは、ある騒音環境下で対象とする特定の音以外の音の総称です。同様に、暗振動とは、ある振動環境下で対象とする特定の振動以外の振動の総称です。
つまり、これらは測定にとっては邪魔になる存在なので、小さければ小さいほど都合が良いということになります。
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