ビル管理士試験 H27年 問77 問題と解説

 問 題     

空気調和設備に用いられる空気浄化装置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 折込み形エアフィルタは、ろ材通過風速を上げることにより、圧力損失を減らしている。
  2. 静電式は、圧力損失が少なく、微細な粉じんまで効率よく捕集できる。
  3. 空気浄化装置が除去対象とする汚染物質は、一般に粉じんとガスである。
  4. ろ過式フィルタは、適切な時期に交換を行わないと、捕集した粉じんの再飛散を起こす。
  5. 活性炭フィルタは、主にガス状汚染物質の吸着除去を目的とする。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

ろ材通過風速を上げてしまうと、フィルタに風が強くぶつかるので、圧力損失が高くなってしまいます。

正しくは、折込み形エアフィルタはろ材通過風速を「下げる」ことで、圧力損失を減らしています。

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