問 題
繊維床材の清掃に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- ローラブラシ方式の機械は、ブラシが回転し、洗剤がカーペットのパイルにこすりつけられて発泡し洗浄する方法である。
- パウダークリーニングは、汚れが内部に入り込んだときに行う洗浄である。
- スチーム洗浄機は、カーペットのしみ取りにも使われる。
- 事務所建築物の繊維床材では、60%以上が親油性のしみである。
- 噴射吸引式機械(エクストラクタ)は、機械内部でつくられた泡で洗浄し、直ちに吸引する方法である。
正解 (3)
解 説
(1)で、ローラブラシ方式の機械では、洗剤が機械内部で完全な泡となって供給されます。(1)の説明文は「洗剤供給式」の説明になっています。こちらは洗剤を出してから外で泡立てるタイプです。
(2)は、パウダーは粉なので、カーペットのしみのように深く入り込んだよごれの除去は苦手です。スポットクリーニング方式として、表面的な汚れに対して粉に付着させ、乾燥後に粉を吸い取ります。
(4)について、60%以上が親水性のしみです。
(5)で、エクストラクタは、カーペットに洗剤液を直接噴射し洗浄した後、直ちに吸引する機械です。
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