問 題
水中の残留塩素のDPD法による測定に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、DPDはジエチル・パラ・フェニレンジアミン、OTはオルト・トリジンの略とする。
- DPD法の発色には、残留塩素と反応するDPD試薬とpHを中性に保つリン酸塩が必要である。
- DPD法による簡易測定器には、ブロック型、スライド型、ダイアル型等がある。
- DPD試薬は、残留塩素と反応し、桃赤色のセミキノン中間体を生成する。
- DPD法は、OT法よりも亜硝酸態窒素の影響を受けにくい。
- DPD法では、結合型残留塩素の方が遊離型残留塩素よりも先に発色する。
正解 (5)
解 説
残留塩素の測定には、DPD(ジエチル・パラ・フェニレンジアミン)を発色試薬とした測定法により行いますが、結合型残留塩素よりも遊離型残留塩素のほうが先に発色します。
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