ビル管理士試験 H26年 問45 問題と解説

 問 題     

2.5%溶液として販売されている次亜塩素酸ナトリウムを適当量とって水100Lに加えたところ、できた溶液の濃度は30mg/Lになった。最初にとった次亜塩素酸ナトリウム溶液の量に最も近いものは次のうちどれか。

  1. 8mL
  2. 12mL
  3. 40mL
  4. 80mL
  5. 120mL

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

水100[L]に次亜塩素酸ナトリウム水溶液を加えているので、最終的には100[L]以上の水になりますが、選択肢を見るとわかる通り、多くとも120[mL]しか入れていないので、水の量は最大でも100.12[L]です。

よって、計算を簡単にするため、水の量は100[L]と近似して以下の計算を進めます。

最終的にできた溶液は、量が100[L]で、濃度が30[mg/L]なので、含まれる次亜塩素酸ナトリウムの量は、

100×30=3000[mg]=3[g]

になります。

求めるべき次亜塩素酸ナトリウム溶液の量をV[mL]とすると、その2.5[%]が次亜塩素酸ナトリウムの3[g]なので、

V×0.025=3

となり、これを解けば、

V=120[mL]

が求まります。

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