ビル管理士試験 H26年 問37 問題と解説

 問 題     

VDT作業の健康影響と対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. VDT作業では、ドライアイを引き起こす可能性がある。
  2. 「目と表示画面との距離」と「目と書類などとの距離」に差が少ないと眼の疲労が少なくなる。
  3. 厚生労働省のガイドラインでは、ディスプレイ画面上における照度は、500lx以下とすることとされている。
  4. 若年者は高齢者に比べ、目の疲れの回復に時間がかかる傾向がある。
  5. 厚生労働省のガイドラインでは、書類及びキーボード上における照度は、300lx以上とすることとされている。

この問題は、試験当時は正解の選択肢が1つに限られていましたが、現在は2つの選択肢が正解となります。

 

 

 

 

 

正解 (4) +今は(3)も該当

 解 説     

(4)について、一般的なイメージでもわかるかと思いますが、若年者のほうが高齢者よりは目の疲労回復が早い傾向にあります。

よって、正解は(4)となります。

また、かつては(3)のような規定がありましたが、現在では削除され、照度の具体的な数値は定められていません。一方で、(5)の規定は今でもそのまま残っています。

よって、現在は(3)も誤りの選択肢で、正解といえます。

コメント

  1. 匿名 より:

    こちらも同じく回答前に該当2つありの記述がほしいです。

    • (管理人) より:

      こちらも修正済みです。ご指摘ありがとうございます!