ビル管理士試験 H26年 問36 問題と解説

 問 題     

色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 色彩は、色相、明度、輝度の三つの属性の組合せによって表現される。
  2. 色彩を使って環境を調節する一つの指針として、ジャッドの色彩調節の原理がある。
  3. 配色については、室内などの全面積の10%以上を占める色を基調色、それ以外の色をアクセント色という。
  4. 環境を機能的に整える環境配色では、一般に事務所などの天井は白又はごく薄い色とし、壁も明るい色とする。
  5. 環境色の管理は、色彩のもつ性質を利用して安全で疲労の少ない快適な環境づくりを行うためのものである。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

色彩に関する属性は色相、彩度、明度の3つがあります。

  • 色相は、暖色、中性色、寒色に分かれます。
  • 彩度は、高・中・低などと表現し、高ければ鮮やかで、低いほどくすんだ色合いになります。
  • 明度は、その名の通り、明るさや暗さを表します。

よって、(1)の「輝度」が誤りで、正しくは「彩度」となります。

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