ビル管理士試験 H26年 問35 問題と解説

 問 題     

光環境と視覚に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 網膜にある杆体細胞は、感光度が高く、錐体の約500倍の感度をもつ。
  2. 近年普及している発光ダイオード(LED)は、指向性が弱く、拡散光が得やすい。
  3. 明るい場所から暗い場所に入ったとき、目が完全に順応するには約40分以上かかる。
  4. 照明の質を高めるためには、グレアを防止することが必要である。
  5. 錐体細胞は、解像力に優れ、色覚に必要な化学物質を含んでいる。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

LEDは指向性が強いため、一方向には明るく照らす一方で、拡散光が得にくいという弱点があります(ただしこれはあくまで元々の原理の話で、最近商品化しているものはこの問題を改善している製品もあります)。

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