ビル管理士試験 H25年 問122 問題と解説

 問 題     

排水通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 通気弁は、空気の排出だけを行う。
  2. 特殊継手排水システムは、排水横枝管の接続器具数が比較的少ない集合住宅やホテルの客室系統に多く採用されている。
  3. 排水横管が45°を超える角度で方向を変える箇所には、掃除口を設置する。
  4. 湧水槽は、原則として湧水以外の排水を流入させてはならない。
  5. 排水槽のマンホールの大きさは、直径60cm以上の円が内接できるものとする。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

通気弁は排水通気設備に使われ、排水によって負圧が発生すると、弁が開いて空気を吸い込み、排水管内の圧力を均等化させます。これにより、排水通気管からの臭気の逆流を防止することができます。

よって、(1)の「排出」が誤りで、正しくは「吸入」となります。

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