問 題
給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 第一種圧力容器に該当する貯湯槽は、1年以内ごとに1回、労働安全衛生法の規定に基づく性能検査を受ける。
- 小型圧力容器は、1年以内ごとに1回、定期自主検査を行う。
- 貯湯槽は、定期的に底部の滞留水の排出を行う。
- SUS444製の貯湯槽は、腐食を防止するために電気防食を施す。
- 逃がし弁は月に1回、レバーハンドルを操作させて作動を確認する。
正解 (4)
解 説
SUSはSteel Use Stainlessの略で、ステンレス鋼のことです。SUS444は特に耐孔食性、耐隙間腐食性に優れているため、貯湯槽にも多用されています。
ただし、SUS444製の貯湯槽で電気防食を行うと、水素が発生して水素脆化が起こりうるので、電気防食を施してはいけません。
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