問 題
吹出口と吸込口に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 面状吹出口は、天井板に細孔をあけた有孔天井を用い、天井全面から微風速で吹き出す方式が一般的である。
- 軸流吹出口は、誘引比及び拡散角度が小さく、到達距離が長いのが特徴である。
- 線状吹出口は、誘引比が大きく、均一な温度分布を得やすい。
- ふく流吹出口は、誘引比が小さく、温度分布が不均一になりやすい。
- 吸込口の吸込気流には、吹出気流のような指向性がない。
正解 (4)
解 説
ふく流吹出口の「ふく」は「輻」という字からきていて、「放射状の」という意味を持ちます。空気が放射状にまんべんなく広がっていくような方式なので、これは誘引比が大きく、温度分布が均一になりやすいです。
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