ビル管理士試験 H25年 問64 問題と解説

 問 題     

湿り空気の混合に関する次の文章の( )内に入る数値の組合せとして、最も適当なものはどれか。

湿り空気線図上で、乾球温度22℃、絶対湿度0.013kg/kg(DA)状態点をA点とし、また、乾球温度34℃・絶対湿度0.025kg/kg(DA)の状態点をB点とする。

その場合、A点の空気100kg/hとB点の空気200kg/hを混合した空気は、乾球温度( ア )℃・絶対湿度( イ )kg/kg(DA)である。

   ア   イ

  1. 26  0.017
  2. 26  0.018
  3. 26  0.019
  4. 30  0.019
  5. 30  0.021

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

A点の空気100kg/hとB点の空気200kg/hを混ぜているので、その量は1:2です。よって、図中のA点とB点を線で結び、その比が1:2になる内分点が求める点です。

このとき、内分点をA寄りにするかB寄りにするかで悩むかもしれませんが、Bの空気がAの空気の倍の量ありますので、混ぜたときにB寄りになると判断してください。

作図が終わったら、その点の乾球温度と絶対湿度を読めば答えとなります。

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