問 題
外部環境の変化に対する生体のフィードバック機構に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せとして、最も適当なものはどれか。
外部環境の変化は、まず生体の( ア )でとらえられて、神経系等により、( イ )に伝達される。( イ )は、神経系等により、筋肉等の( ウ )に指令し、反応等を起こす。
ア イ ウ
- 受容器 調節中枢 効果器
- 受容器 効果器 調節中枢
- 調節中枢 効果器 受容器
- 効果器 調節中枢 受容器
- 効果器 受容器 調節中枢
正解 (1)
解 説
外部環境の変化を受け取る場所は「受容器」です。たとえば視覚の受容器でいえば、目が受容器です(より具体的には目の網膜ですが)。
受容器でとらえた信号は、神経系を通って「調節中枢」に運ばれます。体温の調節中枢である視床下部などが、その具体例です。
そして、調節中枢から「効果器」へ命令を出して、実際の行動に移ります。効果器の具体例は、問題文にもあるように筋肉などが挙げられます。
つまり、生体のフィードバック機構において、「受容器→調節中枢」の部分がインプットで、「調節中枢→効果器」の部分がアウトプットになります。
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