ビル管理士試験 H24年 問147 問題と解説

 問 題     

予防清掃に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. シール剤や床維持剤の塗布により、汚れの予防効果が得られる。
  2. 建材の選択に当たっては、清掃の立場を考慮して選ぶ。
  3. 汚れの付着によって、さびやカビなどを生じやすい建材は、後の処理に手間がかかる。
  4. 孔隙や凹凸が多くて粗い表面には、汚れが付着しやすく、付着すると除去しにくい。
  5. 疎水性の建材には、油溶性の物質が付着しにくい。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

疎水性とは、「水にうとい」と書く通り、水とは交じり合わない性質のことです。水に溶けにくい物質は概して油に溶けやすいので、油溶性の物質は付着しやすいといえます。

親水性の対義語は疎水性とも親油性ともいいます。疎水性と親油性は、ほとんど同じ意味だという認識で大丈夫です。

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