問 題
排水槽の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 汚水槽に設置する排水ポンプの自動運転用水位センサには、電極棒を使用する。
- 排水槽において、ばっ気及び撹拌を行い、悪臭の発生及びスカムなどの固着化を防止する。
- 排水ポンプは、1ヵ月に1回絶縁抵抗の測定を行い、1MΩ以上あることを確認する。
- 排水槽の底部勾配面には、点検歩行を容易にするため階段を設けるとよい。
- 排水槽の清掃後、ポンプの絶縁抵抗の測定、アース線の接続を確認してから運転し、逆回転・過電流の有無をチェックする。
正解 (1)
解 説
電極棒ではなく、フロートスイッチを用います。
もちろん電極棒でも用は足りるのですが、汚水槽は水が汚れているため、電極棒に汚れが付着すると誤作動を起こす可能性があります。
一方、フロートスイッチは「浮き」の上下変動でON/OFFを判断するので、汚水槽でも使えます。
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