問 題
建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づく特定建築物の貯水槽の清掃に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 清掃終了後は、塩素剤を用いて2回以上貯水槽内の消毒を行う。
- 清掃によって生じた汚泥等の廃棄物は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、下水道法等の規定に基づき、適切に処理する。
- 高置水槽、圧力水槽等の清掃を行った後、受水槽の清掃を行う。
- 清掃の作業に当たる者は、おおむね6ヵ月ごとに健康診断を受ける。
- 消毒後は、30分以上経過してから水洗いと水張りを行う。
正解 (3)
解 説
普通、清掃というのは上流側から行います。下流を先に清掃してしまうと、せっかく綺麗にした下流の槽が、洗浄前である上流の槽からの水によって汚染されてしまうからです。高置水槽や圧力水槽よりも受水槽のほうが上流(前段)なので、まずは受水槽を先に清掃する必要があります。
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