問 題
吹出噴流の挙動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- スロット型吹出口から広い空間に吹き出された気流の性状は、自由噴流と考えることができる。
- 天井面に沿った噴流の到達距離は、自由噴流よりも短くなる。
- 自由噴流は、吹出口付近では吹出風速がそのまま維持される。
- 自由噴流は、中心軸速度の減衰傾向により、吹出口からの距離に対して4つの領域に区分して表される。
- 中心線速度が一定速度まで低下する距離を、到達距離と呼ぶ。
正解 (2)
解 説
天井面に沿った噴流の到達距離は、自由噴流よりも長くなります。この理由は、吹出口からの自由噴流の場合は周囲の空気を巻き込みながら拡がるので減速しやすい一方、天井面に沿った噴流の場合はそのような減速が少ないためです。
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