問 題
室内のエアロゾル粒子に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ヒュームは、物質の加熱蒸発により生成される。
- 粒径が5μm程度のものが1μm程度のものと比較して肺に沈着しやすく、人体に有害な影響を与える。
- 粒径が10μm以上のものは、すぐに沈降する。
- 花粉は、エアロゾル粒子に含まれる。
- 建築物における衛生的環境の確保に関する法律の制定時と比較して、建築物内の浮遊粉じん量は減少の傾向にある。
正解 (2)
解 説
粒子の大きいものは、たとえ口から吸い込んでも喉や気管支の浅いところで粘膜に補足され、咳や痰などと一緒に外へ排出されやすいです。
一方、粒子の小さいものは気管支の奥まで入り込み、そこに沈着してしまいやすいです。そのため、一般的には粒子が小さいものほど人体に有害であるとされます。
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