ビル管理士試験 H23年 問145 問題と解説

 問 題     

ほこりの予防とその清掃に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. ある程度の長さ(6~8歩分)の防じん用マット類を出入口に敷く方法は、簡易な割に効果が高い。
  2. 建築物内におけるほこりは、外部から侵入した土ぼこりの割合が多い。
  3. 土ぼこりの除じん作業は、適切な作業回数の設定が重要である。
  4. ほこりの予防には、大別するとほこりの侵入防止及び発生防止の二つの対策がある。
  5. 現代の建築物では、窓や隙間が、ほこりの侵入路として重要視されている。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

現代の建築物は気密化しているので、隙間があること自体ほとんどありません。ビルにおいては換気もエアコンで行うなど、窓を開けて換気をすることも少なくなりました(そもそも開けられない窓も増えています)。

よって、ほこりの侵入経路は主にドアなどの出入口になっています。人がドアから入ってきた際に、ほこりも一緒に入ってきます。

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