ビル管理士試験 H23年 問143 問題と解説

 問 題     

建築物清掃作業の安全衛生に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 清掃作業にかかわる転倒事故防止は、清掃従事者と第三者の安全確保のために行う。
  2. 建築物における衛生的環境の確保に関する法律では、清掃従事者の控室・倉庫の面積や設備の基準を示している。
  3. 清掃作業にかかわる事故の大多数は、転倒や転落事故なので、床面洗浄や高所作業の安全確保が重要である。
  4. 洗剤などは、使用説明書に従って使用し、保護手袋など、保護具を適切に用いる。
  5. 防災対策は、自然的災害だけでなく、人為的災害の面からも講じなければならない。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

選択肢(2)のような記述はこの法律では明文化されていないため、これが不適当(正解)です。

しかし、法律に書いてあることを記憶するならまだしも、書いていないということを覚えるのはなかなか難しいと思います。なので、この問題ではほかの選択肢がどれもおかしいことを書いていないため、残る(2)が間違いになりそう、というように消去法で答えを出すほうがいいかもしれません。

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