問 題
建築物清掃の作業計画に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- エレベータカゴ内部の除じんは、一般に定期清掃として実施する。
- 廊下壁面のスイッチ回りの洗剤拭きは、一般に日常清掃として実施する。
- 作業頻度による分類では、日常清掃、定期清掃及び臨時清掃に分けられる。
- 管理用区域は、一般の人が立ち入らないため、清掃は年2回程度実施する。
- エスカレータパネル類の洗剤拭きは、一般に日常清掃で実施する。
正解 (3)
解 説
選択肢(3)が正しく、作業頻度による分類では、日常、定期、臨時の3通りに分けられます。
選択肢(1)、(2)、(5)はその作業頻度による分類が問題になっています。
まず、(1)のエレベータは人が立ち入る頻度も高いので、これは日常清掃が必要です。
(2)のスイッチ回りはそこまで汚れる部分ではないので、定期清掃を行えば充分です。
(5)のエスカレータパネルとは、手すり部分の下のガラス面のことです。手すりは汚れやすいので日常清掃で拭き掃除をするべきですが、壁面に相当するパネル類はあまり汚れないので、パネル類の洗剤拭きは、定期清掃での対応で充分です。
選択肢(4)について、管理用区域には電気室や機械室、更衣室や作業員休憩室などがあります。これらは一般人の立ち入りが少ない場所ですが、電子機器があったり職員が休んだりする場所なので、日常清掃が必要です。
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