問 題
ガス設備の設計・施工・維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ヒューズガス栓は、火災が発生すると温度を感知して、自動的にガスの流れを停止させるものである。
- 中圧供給方式は、一般にガスの使用量が300m3/hを超える大型のガス機器を対象にした供給方式である。
- ガス管を土中埋設部から、鉄筋コンクリート構造の建築物に引き込む場合は、土切り部付近の露出部に絶縁継手を設置する。
- 天然ガスの高発熱量は、n-ブタンの高発熱量より小さい。
- 引込み管ガス遮断装置は、建築物へのガス引き込み管に設置され、緊急時の地上からの操作によりガス供給を遮断する。
正解 (1)
解 説
ヒューズガス栓は自動的にガスの流れを停止させるためにありますが、作動するのは火災発生時の温度感知ではありません。ガス漏れの流量が過剰になると、ガス栓内部にあるボールがガス圧で押されて浮き上がり、そのボールが栓になることで封をするという仕組みになっています。
よって、温度を感知しているのではなく、ガス量を感知しています。
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