問 題
火災時の避難計画の原則に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 建築物の全ての場所において、2方向以上の避難路を設ける。
- 廊下、階段、出入口等の建築物に常設固定のものを避難施設と呼ぶ。
- 避難経路は、単純明快なものとする。
- 自力で避難することが困難な災害弱者に対する配慮をする。
- 避難動線、日常動線と区別することが望ましい。
正解 (5)
解 説
避難動線と日常動線が区別されていると、建物内の人々が普段使わないその避難動線のことを知らないかもしれません。それでは有事の際にどこに逃げたらいいかわからず、逃げ遅れる可能性があります。
普通に考えたら、人々は緊急時に自分の知っている経路から外へ避難しようとするはずなので、避難動線と日常動線は同じにしておいたほうが無難です。
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