問 題
下の図は、賃事務所の基準階の平面型を示している。この建築物の計画と設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- この平面は、片寄せコア型である。
- この平面型は、高層建築物に多く用いられる。
- この平面型は、床面積が大きくなると、コア以外に避難施設・設備シャフトが必要になる。
- この平面型では、重心と剛心を一致させ、偏心を防ぐ計画が必要である。
- 基準階のレンタブル比は、(基準階の貸事務室面積/基準階の床面積)×100[%]で求められる。
正解 (2)
解 説
図のようにコアが寄っているこの型は、(1)にある通り、片寄せコアと呼ばれます。このタイプで(2)の通り高層にしてしまうと、コア部分が一方に寄ってしまい、重心がずれてバランスが悪くなってしまいます。
そのため、片寄せコア型は高層建築物には向きません。
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