ビル管理士試験 H23年 問90 問題と解説

 問 題     

最適化制御に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 予冷予熱時には、外気導入量を増加させることによって省エネルギーが図れる。
  2. ペリメータ制御では、放射温度センサを用いて室温制御を行うことにより、快適性が向上する。
  3. 二酸化炭素濃度による最小外気量制御は、外気負荷を低減する方法である。
  4. 外気の条件や室内空気調和負荷に応じて外気冷房制御を行うことで、省エネルギーが図れる。
  5. VAV方式の最適化制御として、空気調和機インバータ制御などがある。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

予冷予熱時はまだ部屋に人が居ないので、空気の新鮮さは問題にならず、目的の温度にさえすればよいです。そのため、外気の導入量をなくす(または減らす)ことで冷房もしくは暖房の効率化(省エネルギー化)を図ります。

そして、実際に人が入る時間になったら、外気を導入して、快適な空間を目指します。

コメント